Yolk's Restaurant And Commissary



先日はりきってハイキングに行こうとしたら、West Vancouverのトレイルの入り口で、ハイキング・シューズを持って来るのを忘れたことに気づきました・・・ショック。
けっこうアップダウンのあるトレイルで、わたしのビーチ・サンダルではさすがに無理と判断、ハイキングは翌日にずらすことになりました。

日本食スーパーのFujiyaにでも寄って帰るか、と、近くのYolk's Restaurant And Commissaryの前を通ったら、なんとめずらしく行列しておらず、急遽ブランチを食べることに。
ずっと前に友達と来て、雨の中を30分ほど並んで入った際、わたしのEgg Benedictより友達の食べたパンケーキの方が美味しかったので、またパンケーキを食べに来たいなあ、と思っていたお店(Stadium–Chinatown Stationの前に、フード・トラックもあります)。

ところがオーダーしてから10分ほどしたころ、ダーが財布がないことに気づいて大慌て。
わたしもハイキングに行くつもりで家を出たので、小銭程度の現金しか持っていない・・・というわけで、とにかくお店のお姉さんに事情を話して、オーダーをキャンセルしてもらうよう頼みました。
お姉さんは、もちろんいいよ、と言ってくれたのですが、厨房から戻ってきて
「料理ができてしまっていて、捨てるのはもったいないし、お金はもういいからぜひ食べていって」
とのこと。
しかしさすがにタダ食いするわけにはいかないので
「ダウンタウンに住んでるし、食べたらすぐに払いに戻ってくるから!」
と約束して、ワッフルとパンケーキを食べました。
慌てて出るとき、お姉さんが
「わたしの名前はケイティ、急がないから、お金はいつでもいいからね!」
と、背中越しに叫んでくれました(笑)

その後ダッシュで家に帰り、ダーの財布をつかんでお店に戻り、お姉さんにチップを多めに払ってお礼を言いました。
お姉さんは、お金のことより、ダーの財布が無事あったかどうかを心配してくれました。
なんていい人なんだ~
ケイティ、本当にありがとう!!

それにしても、せっかくのブランチ、なんだか味わうどころではなかったので、また今度ゆっくり行きたいと思います・・・