バンクーバーの朝日



VIFF(バンクーバー国際映画祭)で、初上映された「バンクーバーの朝日」を観に行って来ました。

戦前のバンクーバーに実在した日系人野球チーム、「バンクーバー朝日(Vancouver Asahi)」(1914年から1941年まで活動)を描いた、石井裕也監督の作品。
今はなき日本人街のロケセットを、栃木県の足利市に組んだそうで、本当によくできていて、びっくりしました。
VIFFで観客賞を受賞、日本では12月に公開されるみたいです。

予告編はコチラ:



初日には、石井監督、主演の妻夫木くんや亀梨くんが来加して、大騒ぎになった様子:



他にも有名どころの俳優さんたちが、けっこうチョイ役で出演したりしていて、なかなか豪華な映画でした。
NHKの「ごちそうさん」にも出ていた、高畑充希ちゃんがあまりにも上手で、彼女が泣いた場面で、わたしも一緒に泣きました(笑)
映画が終わったと思って席を立ってしまい、観られなかった人もいたと思うのですが、エンドロールに挿入されていたシーンもすごく良かったです。

バンクーバーに住んで6年目、自分も移民のはしくれ(?)として、何に呼ばれてこの国にやって来たのか、この先この国でどうやって暮らしてゆくのか、いろいろなことを考えさせられた映画でした。

それにしても、司会の女性が亀梨くんのことを、ずっと「カマナシ、カマナシ」と呼んでいて、亀梨くんファンの怒りをかうんじゃないかとヒヤヒヤしました(笑)
まあ「カメナシ」とか「ツマブキ」とか、日本人でも噛みそうな名前ではありますが。