乗り物と街歩き - Portland, OR













実は、もっとたくさん街歩きをしたかったのですが、カンカン照りで暑いのなんの。
歩きまわってばかりだと、熱中症になりそう(?)だったので、5ドルで乗り放題の一日乗車券を買って、Streetcar(路面電車)に乗りました。
うちは二人とも乗り物好きなので、行先もわからず適当に乗って、街を眺めているだけでもおもしろかった。

特にAerial Tramは、ほんの数分乗るだけなものの、てっぺんに着くと絶景が見渡せて、すごく楽しかったです。
途中の接続部分で、ぐらーりと揺れて、乗客が(というか自分も)
「うえーーい」
と、謎の悲鳴(?)をあげるのが笑えます。

バンクーバーに比べると、まだ古い建物が残っているダウンタウンは、サンフランシスコほど洗練されてはいないものの、適度な大きさで、魅力的にごちゃごちゃとしていて、たくさんのかわいいレストランやカフェや雑貨屋さんが並んでおり、なかなかフォトジェニックな街でした。
暑くなければ、もっとまじめに(?)写真を撮りたかったな。

ちなみに下の写真2枚は、毎週土曜に開かれるSaturday Market。
手作り雑貨のテントがところ狭しと並んで、大賑わいでした。

今回、ポートランド育ちのダーの友達にも会ったのですが、その友達いわく
「サンフランシスコもポートランドも、かつてはヘロインと犯罪の巣窟だった。こんなにHipster文化が浸透して、ましてやアジアからも観光客が来るようになるなんて思わなかった」
とのこと。
ダーも
「20年前のサンフランシスコやポートランドは、ただのshit hole(失礼)だった。こんなに変わるとはびっくり」
と、言っておりました。
2000年以降、IT関係の若い人々が住むようになり、犯罪が激減、Hipsterたちが次々と個性的なビジネスを始め、今や日本の雑誌などにも取り上げられるようになり、ずいぶんと出世したポートランドなのであります。
友達に、いつころからすごく変わったと実感したか、と尋ねてみたら、2005年くらいかなあ、と言っていました。

まあもちろんホームレスもそこそこいるのだけれど、バンクーバーのホームレスに比べると、かなり穏やか(あまりせびったりしない)な印象を受けました。
あとバンクーバーのダウンタウンと違って、マリファナの匂いが全然しない(笑)
オレゴン州も合法化されたらしいのに、あまり外では吸わないのかしら。

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