Faebrew







リッチモンドへ行く用事があり、ついでにFaebrewという、コーヒーショップに寄ってみることにしました。

入ってみると、やたらとフレンドリーな、チャイニーズ系のお兄さんが一人でやっていて
「ここにはメニューはなくて、好みのコーヒーの味を言ってくれれば、ドンピシャのを作ってあげる」
と、言うので
「では酸味少なめで、後味がチョコレートっぽいやつ」
と、オーダーしたら
「オッケーまかせて。お代金は12.50ドル。高いけど、そのかわり、気に入らなかったら払わなくてもいい」
とのこと。
後からレビューなどを読んだら、一番高いのは、なんと25ドルもするそうで。
コーヒー一杯に、25ドル!

結論から言うと、まあ確かに美味しかったけれど、12.50ドルの価値はあるかと聞かれると、ないかな〜〜(笑)
「豆がすでにチョコレートの香りするでしょう。ここのコーヒー農園は、もとはチョコレート農園だったんだよ」
と、言われても、正直そんなに匂わなかったしなあ。
お兄さんも、コーヒーのことは、すごーく勉強していて、とてもフレンドリーなのは良いのだけれど、イマイチ話にオチがない(オチがない話は話じゃない、と思っている大阪人の悪いクセ)。
途中でさえぎっては
「どうして最初の蒸らしをしないの?」
とか
「どうして後から水を足すの?」
とか、聞きまくっていたワタクシ。
結局、ダーの抹茶と、わたしのpour overとで、ほぼ30ドルくらいかかりました(涙)

ずっとコーヒー屋さんがやりたかったの、という、わたしの質問に
「いや、なんでも良かったんだ。I just wanted a place to make everyone happy.」
それなら、もうちょっとお値段下げて(せめて半額とか)わたしをハッピーにして、と、思った次第(笑)

しかし、お兄さんの「最初の蒸らしはしない。ハンドドリップは、最初の1分45秒くらいが勝負」というのが、一理あるかもなあ、と思い、家でコーヒーを淹れるときに、蒸らしをやめてみました。
気のせいかもしれませんが、美味しい気がする・・・というか、淹れ始めたら早く飲みたいワタクシには、ちょうどいいかも。

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